IT業界では必須!SESについてのメリット、デメリットの考察

エンジニアネタ

私は現在IT業界にで仕事をしております。

うちの業界は俗にサラリーマンという言われる方々とは少々異なった形式で働いているケースがあります。

「客先常駐」要はお客様の会社へ直接現場で働くという形をとるということです。
これは一般的にシステムエンジニアリングサービス(SES)という言う形になります。

どいうことかと言いますと、エンジニアの技術を欲しがる企業があって会社の元へ技術支援という形で派遣されて、募集された会社に指示されること前提に開発を行うということです。

IT業界と普段接することのない方々に取ってはなんでそんなことするの?
自分の会社じゃない人が急に隣で仕事するってこと?って思われたと思いますが。
そう思われても不思議ではないと思いますがシステム開発というものはなかなかコストとリスクがかかるんです。

その辺りをご説明を加えながら紹介していきたいと思います。

客先常駐とは

そもそも客先常駐とはどういったことでしょうか?

  1. 株式会社Aにあなたが所属しているとします。
  2. 会社Aから「会社Zに開発案件あるから面談行ってきて」と依頼される
  3. そしてあなたは会社Zへ赴き面談を行います。
  4. 会社Zが面談を受けてあなたに来てほしいと思った時点であなたは会社Zへの契約の元
    契約期間中は会社Zに通うことになります。
    ※基本的には月に数回のペースなど帰社し自社の事務作業などをするなどする場合もあります。

上記のようなイメージで所属は会社Aなのですが実際には会社Zに身を置いて仕事を行うわけですね。

もちろん仕事の内容は様々であり現場別に全く内容の異なる仕事を行ったり必要とされるスキルの内容も変わってきたりするわけです。

 

客先常駐のメリットについて

未経験であっても入社が容易(な場合が多い)

私の経験談ですが採用情報の中に基本的には経験あり優遇の記載はありますがそのほとんどが未経験でもOKという敷居の低い求人情報が多いと見受けれます。

SESを収益の主体にしている会社に取っては人を雇い入れて増やすこと、現場に赴かせることを生業としているため増員については寛容なところが多い印象です。

実際私も経歴からしてフリーターの時期がありましたが学歴やその他の期間についてあまり咎められることもなく入社したことを覚えています。※特に私が入社したころはまだITバブルだったこともあると思いますが

ただし、だからと言ってノースキル、向上心なしという形で入ってしまうと後で非常に痛い目を見てしまいます。

どういうことかと言うと現場の中には当初言っていたスキルよりも難度の高いことを要求する場合もありますから後の勉強が大事だということですね。

 

色んな経験ができる

他の会社員や公務員の方たちと違いその会社に永続して勤務するという形態ではなく1カ月~長期の契約で様々な場所で現地勤務するため、色んな業務や勤務地に配属されることがあります。

当然現場によっては激務の場合もあれば、「なんだこの仕事?」みたいな簡単な場所もあって本当にどうなるかはその時の案件の巡り合わせになるでしょう。

このように他の業種では味わえない体験をすることができるでしょう。

スキルアップが望める

開発する案件や客先の要望は多岐に渡ることが多いため自分が持ち合わせているスキル以外の能力が必要になることもしばしば。よって勉強することは必要不可欠になるケースが多くなります。

 

勉強しないと仕事ができないという状況にある方が集中してできると思いますし自分のモチベーションをあげてスキルアップに取り組むことができると思いますので非常に有用だと思います。

 

私自身もこの業界に転職して初めて行った出向先でJava案件で行きました。

 

けど試験のフェーズになるとVBAのオンパレードで当時何も知らなかった私は当初苦戦して泣きそうになりながらスキルを身に着けたことを思い出します。

 

当時培った試験データ作成ツールのスキルはいまだに自分についているのでやはりいろいろな案件をめぐってそういったノウハウの要素があるスキルを学ぶことはメリットだと感じます。

 

人との出会いがある

様々な現場を体験することから人との出会いも様々で時には人生が変わる出来事あります私が聞いたケースを紹介いたします。

当時案件Aでプログラマとして出向していたZ君いました。現場でものすごく気の合うシステムエンジニアのリーダーYさんがいて一緒に仕事をしていました。

Z君は契約満了を迎え名残惜しくも案件Aの現場を去ることになりました。

数年後、当時に比べてスキルアップをして他の現場で活躍していたZ君。

ある日居酒屋で偶然Yさんと遭遇、昔話しをしながら近況を報告しました。

Yさんは近々システム開発を行う会社を起業するとのこと。

Z君の昔の功績を知っていたYさんはその場でスカウトを受けたとのこと。

条件も折り合い二人は新しい会社で一緒の仕事をすることになりました。

 

この事例はSESだからこそ色んな現場、人との出会いがあるためいつどのような形で自分の人生に影響がでるかわからないということです。あくまで参考までに。

客先常駐のデメリットについて

スキルアップが望めない

さきほどスキルアップが望めると書きました。

いきなり反対のことを書いてなんで?と思われたと思います、半分は当たっているし、半分は誤っているとも言えます。

要は配属される現場、メンバー、ポジションに依存するということがリスクとしてあるからです、必ずあたながスキルアップが望める作業とポジションを確保できるかというと、そうでないこともあります。

例えば自分はプログラマとして入ったつもりが結果的には試験消化の担当になってまったくコーディングできなかったということもありえるかもしれません。

ただ私はデメリットという風に書いていますが回避方法として考え方を変えることが重要だと思っており、開発に携わっていればどんな工程、どんな作業であろうとスキルアップは望めると思います。

試験消化だけやってくれと言われても試験作成データをツールで作ってやろうとか、どうやったら効率よくバグを見つけることができるかなど、思考のトレーニングというものはいつでもできると思いますのであまりネガティブになる必要はないと考えます。

会社に対する帰属意識の低下

出向中は自社に帰ること自体があまりなくなります、ほとんどが勤怠や経費の請求などの事務作業をメインとして帰社するだけとなり会社のメンバーとはすれ違いで会えないことはありえることです。

極端な事例ですが中途採用された新入社員がいてそのまま数カ月顔を合わさずに社報を見たらもう退職していたということがありました。そのくらい同じ会社の人間であっても会うことが少なく会社にたいする帰属意識が低下するのは可能性としてでてきます。

対策として会社は月一回の飲み会や季節のイベントなど(夏ならBBQなど)を行って極力メンバーが集まることを促す会社が多いです。

自社評価が不当な場合がある

実際に出向をする際、単独のケースもあります。

この場合に自社側からの評価制度が整備されていればよいですが評価制度があいまいな会社は避けるべきだと思います。自社のメンバーが実際に仕事の内容をすべて把握するのは基本的に自己申告であたり客先から何かしらの連絡をもって会社に伝わるかもしれませんが人を通して評価が行われるため必ずしも事実がありのまま伝わるかというのは難しいところです。

実際私の知り合いの会社も現場ではものすごく優秀で働きぶりも周りからみて素晴らしいプログラマがいました。ところが仕事が忙し過ぎるあまり自社の自己スキルチェック評価の提出が遅れてしまうことがしばしばあったそうで、会社はその点を評価してしまい自分が思った以上の評価をしてもらえないと嘆いていたの見たことがあります。

後日、自社の営業に経緯きちんと説明して誤解は解けたようですが会社サイドはその一部の側面しか確認することができず判断を誤っていたことになります。

そんな馬鹿なことがあるのか?っというのも会社に入ってみないとわからない部分もあり判断は慎重にしなければいけないと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか、私の体験も織り交ぜて実際のSESについてメリット・デメリットを上げて紹介させていただきました。今回の事例が100%SESを主体とした会社の方針化といえば中には違ったやり方をする会社も昨今では見受けることができます。

これからこの業界に入ろうと検討している方がいれば参考までに読んでもらえるとよいかと思います。

いずれにせよIT業界は人手が足りないという状態が続いており昔に比べてさらに入り口は広くなったと思いますが常日頃からスキルアップを目標に向上心を構えてやることが多い業界です。

どんな状況においてもそのスタンスさえ守られていればどのようなことも乗り切れると思いますがぜひとも参考にしてくださいませ。

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